東京一極集中が問題になっていますが、地方に行くと人口減少が深刻な課題になっています。少子高齢化の波が容赦なく襲って、限界集落の数が増えています。青森県の場合も例外ではなく、人口減少は深刻な問題です。それに端を発してか、葬儀・告別式の形も従来とは大きく変わっているようです。
跡取り、後継者のいない家が増えていて、なるべく小さなお葬式を考える世代が増えているようです。苦渋の決断とも言えますが、これも時代の流れと言えるのではないでしょうか。もしもの時のことは、想像したくないのが当然です。
しかしその一方で、いざと言う時に慌ててしまうのが人間ではないでしょうか。エンディングノートの販売が好調になっていますが、家族で話し合いの機会を持っておくことが大切ではないでしょうか。大まかな流れを決めておくだけでも、心の重荷が軽減されます。
青森県で葬儀を執り行う場合には、前火葬をするケースが多くなっています。通夜や告別式の前に火葬をするのは、全国的に見ても珍しいのではないでしょうか。地域によっても違いはあり、一般の参列者は通夜に参列するのか告別式に参列するのかもしっかりと確認しておくようにしましょう。
親しい間柄ならば両方に参列することになりますが、地域によって異なる点が多くなるので下調べはしておくべきです。執り行う立場となった場合には何から始めれば良いのかで頭を悩ませることになるのではないでしょうか。
葬儀業者が地域の風習をしっかりと把握している場合には、適したアドバイスをしてもらえるので悩むことも少なくなります。近年では青森でも一般葬よりも、家族葬など小さな規模にするケースもありますが、その際には身近な人の了承を得るようにしましょう。